神奈川県横浜市の甲状腺クリニック 横浜甲状腺クリニック 港北区 新横浜駅

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アイソトープ検査(甲状腺シンチグラフィ)

ヨウ素は甲状腺ホルモンの原料で、体内に取り込まれたヨウ素は甲状腺に集まります。

その性質を利用して、人体に害のない程度の微量な放射性ヨウ素(放射線が出る性質を持たせたヨウ素)をカプセルで服用し、それがどのように甲状腺に集まるかを調べます。

ヨウ素の代わりにテクネシウムを使うこともあります。

ヨウ素やテクネシウムが甲状腺に取り込まれた量(摂取率)から甲状腺機能を判断します。

たとえば、「バセドウ病」では摂取率が高くなります。

甲状腺ホルモンを大量に作るために、たくさんのヨウ素を甲状腺に取り込むからです。

逆に、甲状腺ホルモンを作らず、ヨウ素を甲状腺に取り込まない「破壊性甲状腺炎(無痛性甲状腺炎亜急性甲状腺炎)」では、摂取率はきわめて低くなります。

撮影された画像である「シンチグラフィ」では、ヨウ素やテクネシウムが多く取り込まれたところが濃く映ります。

機能性甲状腺結節」では、甲状腺ホルモンを作る結節(しこり)が濃く映し出されます。

「甲状腺癌」では、全身のヨウ素シンチグラィにより癌の転移があるかを調べます。

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