神奈川県横浜市の甲状腺クリニック 横浜甲状腺クリニック 港北区 新横浜駅

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神奈川県横浜市の甲状腺クリニック 横浜甲状腺クリニックの電話番号は050-1808-9438

神奈川県横浜市の甲状腺クリニック 横浜甲状腺クリニックは新横浜駅より徒歩1~2分です

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甲状腺未分化癌

腫瘍の増殖するスピードが非常に早くて、甲状腺の周囲や離れた臓器に転移しやすく、1年生存率が20%以下と、極めて悪性度の高い癌です。

60歳以上の高齢者が多く、甲状腺癌のなかでは約1%とまれです。

人間の細胞は、いくつかの成長過程を経て、臓器として働くための能力を身につけますが、甲状腺の細胞の場合は、「甲状腺幹細胞→ 甲状腺芽細胞→ 前甲状腺細胞→ 甲状腺細胞」いうように分化し、甲状腺としての働きを持つようになります。

初期の甲状腺幹細胞は若く未熟で、完全に分化する前の状態(未分化の状態)であり、どんどん細胞分裂を繰り返し、数を増やしていきます。

未分化癌はこの段階の細胞から発生するため、増殖力が旺盛で進行が速いわけです。

一方、分化が進んだ細胞は成熟度が高く、細胞分裂も盛んではないため、この段階の細胞から発生した癌(高分化癌)はゆっくりと進行します。

高分化癌には乳頭癌濾胞癌があり、これらの癌から低分化癌、未分化癌に変化していくと考えられています。

症状

首前面にしこりをふれ、急激に大きくなっていきます。

しばしば痛みを伴い、皮膚が赤くなることがあります。

また、声がかれて呼吸困難や嚥下困難を伴ったり、発熱、倦怠感、体重減少などの全身症状がみられることもあります。

検査と診断

多くは血液中の白血球やCRPなど、炎症を示す数値が高くなります。

超音波検査穿刺吸引細胞診、針生検により診断します。

CTで腫瘍が周囲の大血管や気管へ及んでないかを確認し、手術が可能か判断します。

遠隔転移の確認はCTやPET-CTにて行います。

治療

手術が可能であれば、甲状腺を全て切除(全摘)します。

腫瘍が大きく、周囲の大血管や気管に及んでいるようであれば、手術が行えないこともあります。

放射線外照射療法、化学療法(抗癌剤治療)、分子標的薬治療を行いますが、多くは根治困難です。

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